前撮り撮影だからこそ提案したいこだわりのヘアメイクを。

 

ブライダルヘアメイクの野口です。

いつもInstagramの投稿やブログを見てくださってありがとうございます。

 

Instagramではお伝えしきれないぐらい、ヘアメイクに関しては意識して作っているところや、ある意味⁈マニアックなこだわりがあるので、それをこちらのブログでご紹介していければと思います。

 

前撮りでも絶対にこだわって欲しいヘアメイク

元々美容師としてサロンワークを主にさせて頂いていた私ですが、今はブライダルのお仕事の割合がありがたいことに多くなってきました。結婚式という大切な1日の、「ヘアメイク」という花嫁さんを輝かせるための一番欠かせない役割のところをご指名頂けてお手伝いさせて頂けることは、本当に嬉しいことです。またそれとともに、毎回結婚式当日を迎えるたびにその使命感を強く感じながら、向き合っております。

 

土日は主にご結婚式のヘアメイクとしてお手伝いさせて頂いておりますが、平日は前撮りやフォトウェディングのヘアメイクとしても携わらせて頂いております。

 

今前撮りは、結婚が決まった新郎新婦にとって、必須のイベントごとになりつつありますよね。

”前撮り”というと、フォトグラファーさんはとても大事。どんな写真を残したいかで、フォトグラファー選びにより、出来上がりの写真はまったく別物になります。

 

ヘアメイクとかドレスは後回しになりがちですが、実はここもとても大事なポイント!

ヘアメイクや衣装によって、新郎新婦の美しさを何倍にも引き出せるからです。写真が残せればいいかなという方も中に入るかもしれませんが、何年も何十年も残るお二人にとっての思い出の写真になるかもしれないのに、ヘアメイクや衣装は妥協しちゃうとその時だけの写真になってしまうのかなと個人的に思います。

 

ヘアメイクからの視点になってしまいますが、美しい姿ってその人の持つ雰囲気や顔立ち、スタイルなどから表現できる部分と、それに合わせたヘアスタイルや着るもの、身に付けるもの、また肌の質感やちょっとしたメイクのポイントによっても、何倍にも何十倍にも美しくできると思うのです。そのトータルバランスが美しくするための鍵だと思うんです。

結婚するまでの花嫁様って、世界一幸せオーラが溢れていて、どんどん綺麗になっていく女性が多いので、最上級に美しい姿を前撮り撮影というかたちで記念に残して欲しいなと思っています。

 

前撮り日を迎えるまでのカウンセリングを大事に。

会うまでの工程を大切にしており、

前撮りの撮影日までは、だいたい決まってから1~2ヶ月前後期間があることが多いのですが、その間に”カウンセリング”をさせていただくことを大事にしています。

 

LINEでの画像のやりとりとお電話でのカウンセリングです。

 

事前にご新婦様が衣装を決められたら、決まったドレスの画像を送って頂いております。

プロノビアスのドレスですね。レースの質感、シルエット。とても素敵でした。これを見させて頂いて、撮影場所と決まった衣装である程度合いそうなヘアスタイルや小物などをイメージをしてお支度を始めさせて頂き、

 

その後、お電話でのカウンセリングも必ずさせて頂いております。

 

お電話でお話させて頂くと、髪の長さを聞けたり、普段の髪のちょっとした悩みなどもご相談いただくことも多いです。そこから、前撮りの数日前にカラーリングに来てくださったり前髪を切っておきたいと、ご来店に繋がることもあります。

事前に打ち合わせする事でイメージを伝えやすくなったり、ご自身で前撮りに向けて色々準備することもあると思うのですが、その辺りも寄り添いながら迷っていることがあればぜひご提案させていただきたいという気持ちでおります。

 

その後、撮影日が近くなって来たら、ヘアスタイルのご希望イメージをLINEで画像共有を頂いております。

画像を何枚か送っていただくことで、「この方は色々迷ってしまっているのかな」とか「この系統が好きなのかな」など、画像からでも判断することができますので、その花嫁様の好みを理解する上でお願いしていることです。

 

もちろん、他のヘアメイクの方のInstagramに載っている画像などを入れて頂いても問題ありません。

 

そこから、前撮り当日にお会いした時に、”お好み”とその方にちゃんと”似合う”バランスを考えてヘアメイクに入らせていただきます。

 

  • いざ当日!前撮りのお支度中こそヒアリングタイム

前撮り当日は、サロンにお越しいただいて、まずはメイクをスタート!

 

これから作るヘアスタイルをイメージしながら、それに合うメイクを行なっていきます。もちろん使うカラーも大事ですが、何より気をつけているのは肌の質感。マットな感じなのか、少し艶があるのか、意外と写真にもしっかり映るところでもありますし、柔らかい感じかかっこいい感じかなども左右してくるところなんです。

 

撮影場所や時間帯にもよって合うものは変わって来ます。例えばグリーン多めのガーデンでの撮影希望であれば柔らかさを残しつつナチュラルメイクを心がけます。東京駅のようなクラシカルな雰囲気やイルミネーションのあるような場所だとツヤ感のあるメイクにします。また、夜景のナイト撮影ですとちょっとマットな感じにしてリップも濃い色を使って大人っぽく・・など。

メイクだけでもバリエーションは様々なので、それが提案しがいのある楽しいポイントでもあります。

 

そのあと、ヘアスタイルに取り掛かります!

ヘアスタイルを作っていく間では、挙式当日の日にイメージされている衣装やヘアメイクを聞いていきます。

挙式当日のイメージが、その時点でしっかりとある方もそうでない方もいます

しっかりとイメージがある方は、やはり結婚式の日とは違ったヘアスタイルをやりたいじゃないですか!なので、違いを出して前撮りのヘアスタイルも花嫁様に似合うものをしっかり作っていきます。

逆に挙式当日のイメージがまだない方に関しても、衣装や会場を聞いて「当日は〇〇のスタイルが合いそうじゃないですか?」とご提案し、その日の前撮りのヘアスタイルはそれと異なったスタイルを提案していくという、2パターンの違ったイメージを提案してあげることもあります。

 

花嫁さんとしては、前撮りのヘアメイクをしてもらいながら結婚式当日のヘアスタイルもイメージが固まるととても安心してくださいます。その日一日も自信を持って撮影に臨むことができますよね。

前撮りでも3パターンも楽しめる?!ヘアメイクアレンジ

 

ここからは、同じ花嫁さんで同じロケーション場所でも同じ衣装でも、ヘアメイクのパターンによって違った雰囲気の写真を撮ることができるというのをご紹介します。

 

撮影場所も衣装も、2箇所とかに行けたらもちろんいいですが、お支度場所の関係などもあったり予算のこともあるので、なかなかそれが叶わないことも少なくないと思います。

でも、ほんの15分〜20分ぐらいでヘアメイクをアレンジするだけで、違った雰囲気の写真を残せるならいいですよね!

 

今回は、人気の丸の内エリアで撮影をした花嫁様のヘアアレンジ3パターンをお見せします!

 

まず1パターン目は「王道シニヨンスタイル」。

 

挙式スタイルでは圧倒的な人気を誇るシニヨンのヘアスタイル。すっきりと上品に見せてくれるスタイルなので、首が長く細く見えて全体的なバランスもとてもよく見えるのがシニヨンのいいところ。

 

低めのシニヨンだと少し柔らかい大人っぽい印象に、高めのシニヨンだとよりクラシカルでエレガントな印象になります。

 

この花嫁様は、ベールをつけたショットをご希望だったので、あまりボリュームを出さないシニヨンヘアにロングベールをつけて昼間の明るい時間帯に撮影をしました。

シニヨンの時に意識するのは、サイドの毛束の引き出しやボリューム感。あまり毛束を全体的に引き出し過ぎてしまうと頭が大きく見えてしまったり、逆に引き出しが足りないと平面なおしゃれでないただのお団子スタイルになってしまうので、360度どこから見た時も立体的でバランスのいい引き出し具合を意識して作っています。

 

このヘッドドレスもつける位置によって見え方が全く異なると思うのですが、正面よりもサイドから見えるのが、ベールショットを撮影した時にしっかりと存在感を出せそうかなと意識してこの位置につけました。

 

続いて2パターン目は、「低めポニーテール」。

 

こちらもシニヨン同様、低めにすると大人っぽく、高めの結び目にすると若々しい少し元気のある印象になります。

 

今回は夕景の時間帯の光を意識して、大人っぽくかなり低めのポニーテールでボリューム感をたっぷりにしました。下のふわふわ加減がまた先ほどとは印象が異なるポイントです。

 

どこかコンセントのある場所でヘアチェンジをしているのではなく、先ほどのシニヨンから外で15分ぐらいでアレンジをして作っているヘアスタイル。それでもこのぐらいカール感もしっかり出せますのでご安心くださいね。

 

ヘッドドレスも今度はサイドや顔まわりにしてしまうと、ふわふわのポニーテールと大ぶりのイヤリングでかなりくどい印象になってしまうので、結び目のあたりにさりげなくつけました。

夕焼けの淡い光が差し込む時間帯には、ヘアのシルエットや毛束の間からの光が差し込む感じを大事にして作っていくと、より場所と時間帯と雰囲気全てがマッチした姿になります。

 

最後3パターン目、夜景に合わせるのは「ダウンスタイル」。

 

リップのカラーも変わったのにお気づきでしょうか?先ほどのナチュラルで肌馴染みのいいリップの色から、少し色味も足して、より大人っぽさを意識した色気のあるメイクに仕上げています。

 

そして、ヘアスタイルは完全なダウンスタイル。

 

最後にこのスタイルを作るために、あえて今までの2パターンは前髪をおろさず、サイドに留めていました。ダウンスタイルは、流れる前髪や毛先のウェーブ感が大事です。

 

髪のボリュームが毛先の方あまりなくて、、とお悩みの方もいるかもしれませんが、ウィッグをご用意できますので、その辺りはぜひご相談ください。

やはり丸の内ではぜひ残しておきたい、ライトアップされた東京駅バックのお写真。

 

このエレガントでクラシカルな雰囲気には、ダウンスタイルがぴったり。今回の花嫁さんは、ボリュームのあるチュール素材のウェディングドレスでしたが、マーメイドやスレンダーラインのドレスでも東京駅でダウンスタイルは合うと思います。

 

一緒に素敵な写真を残していくための事前準備を大事に

 

前撮りがただただ写真を残すだけのものではなく、ヘアメイクや衣装も大事で、花嫁さんにそれが似合っているかどうかも大事なポイントだというのが少し伝わりましたでしょうか?

 

せっかく残す前撮りの写真であれば、一つ一つこだわって欲しいなと思いますし、こだわり方がわからない場合はしっかりご提案もできますので、お申し付けくださいね。色々こだわるのも大事ですが、トータルバランスと何より”自分に似合うかどうか”も大事なことだと思うのです。

客観的に見ながら、ヘアメイクだからこそのアドバイスはお任せてください!

 

ドレスは1着でも、ヘアスタイルとメイクでこれだけ様々なパターンを楽しむことができます。ぜひ憧れやこだわりのイメージを事前にお伺いさせて頂きながら、しっかりと似合うスタイルをご提案できたらと思います。

 

毎回、チームで楽しくお手伝いさせて頂いております。撮影場所や衣装のご相談も、カメラマンのご提案も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

 

次回は、和装の時のヘアメイク提案をしていきます!